パニック障害で仕事を辞めた話|辞めたら治った?在宅でわかったこと

仕事をしていた日に、突然息ができなくなりました。

心臓がおかしいんだけど、あれ、、、と思った。

職場だったのでなんとか耐えようとしたけど、様子がおかしいのを見て上司に内科に連れて行ってもらった。でも診察を待つ間におさまって。

結構後から知ったのですが、あれがパニック発作でした。

この記事は、パニック障害で仕事を辞めた当事者として書いています。辞めた後どうなったか、在宅になってわかったこと。

パニック障害とは何か、症状ときっかけ

パニック障害は、突然強い恐怖や不安が押し寄せ、動悸・息切れ・めまい・手足のしびれなどの身体症状が出る疾患です。

特徴的なのは「また発作が起きるのでは」という予期不安です。発作そのものだけでなく、「次に起きたらどうしよう」という恐怖が、行動を制限していきます。

通勤電車に乗れなくなる。会議室に入れなくなる。外出が怖くなる。仕事を続けることが、じわじわと難しくなっていきます。

まさか心療内科にいくなんて頭はなく、内科・救急外来。。。症状が出るたび違う病院に行き。。もやもやの時期でしたね。あんまり記憶にありませんが(笑
最終的には心療内科にたどり着き、パニック障害と診断されました。

発症のきっかけ

ストレスの蓄積・睡眠不足・過労などが引き金になることが多いとされています。ただし原因は人によって異なり、”これ”と特定できないことも多いようです。

パニック障害で仕事が続かなくなったきっかけ

最初の発作の後、しばらくは仕事を続けました。

でも頻繁に症状が出るようになって、お医者さんから「一度おやすみして整えた方が良いと思います」と言われた日をきっかけに休職。それから一年間おやすみしていました。

そしたら「もう、仕事復帰はむりだなあ」と。これは私の甘えだと思います。私の場合、職場をしばらく休んで私がいない状態で回っている場所に戻る勇気がないんです。

このパニック障害をきっかけに、仕事が続かなくなりました。

次の職場でも一年そこらが経てば、いきなり息苦しくなったり、過呼吸になったりする様になってしまいました。駅のホームで引き返したことが何度もあります。

新卒入社の会社から連続で2社、パニック障害→休職→退職しています。自己肯定感も下がります。

仕事を辞めるべきか続けるべきか

パニック障害で仕事を辞めたら治った?

正直に言うと、辞めただけで治るわけではないと感じます。

ただ、ストレスの原因が減ることで、症状が落ち着く場合があります。通勤・職場の人間関係・プレッシャーがなくなると、発作の頻度が下がることが多いです。

わたし自身、在宅で仕事をするようになってから、発作がほぼなくなりました。完治とは言えないけれど、日常生活に支障がない状態になりました。

退職の伝え方

「パニック障害で」と正直に伝えることに抵抗がある方も多いと思います。

伝え方の例としては「体調不良により継続が難しい状況です」という表現で十分です。診断書があれば添えると話がスムーズになります。
詳しい病名を伝える義務はありません。

失業保険は使えるか

パニック障害での退職の場合、条件によっては「特定理由離職者」として認定される可能性があります。これに該当すると、通常より早く失業給付を受け取れます。

ハローワークに相談の際、医師の診断書を持参することをおすすめします。

パニック障害は転職先に伝えるべきか

伝えるかどうかは、状況によります。

伝えた方がいい場合

配慮が必要な場合(在宅勤務・通勤ルートへの配慮など)は、伝えることで職場の理解を得やすくなります。

伝えなくていい場合

症状がコントロールできている場合、伝える義務はありません。採用面接での告知も必須ではないです。

パニック障害のトリガーとは

トリガーとは、発作を引き起こしやすい状況や刺激のことです。代表的なものを挙げます。

  • 満員電車・バスなど逃げられない密閉空間
  • 会議室・映画館・美容院など
  • 人混み・ショッピングモール
  • 高速道路・橋の上
  • 睡眠不足・疲労が蓄積しているとき
  • カフェインの過剰摂取

トリガーは人によって異なります。自分のトリガーを把握して、少しずつ慣らしていくことが回復につながります。

パニック障害に向いている職業・働き方

在宅・テレワークができる仕事が、パニック障害の方には向いていることが多いです。
通勤がなくなるだけで、発作のリスクが大幅に下がります。

向いている働き方

  • Webライター・ブロガー
  • デザイナー・イラストレーター
  • エンジニア・プログラマー
  • データ入力・事務(リモート)
  • 動画編集
  • カスタマーサポート

わたし自身、在宅フリーランスになってから症状が安定しました。「どうしても無理」なら、環境を変えることが一番の治療になることがあります。

自分に合った働き方を見つけたい方には、キャリアコーチングも選択肢のひとつです。

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気づいたあとにできること

パニック障害は、一人で抱えるには限界があります。

わたしは、パニック障害は責任感が強い方が発症しやすいと感じています。なかなかストレスを感じなかったり、人に相談しなかったりするため、どんどん溜め込んでしまうのです。

身内に相談しにくい、相談してもわかってもらえる気がしない、心配をかけたくないと考える人は
薬物療法・認知行動療法・カウンセリングなど、専門家のサポートを受けることが回復への近道です。

「話すだけでいい」という気持ちで相談できる場所もあります。公認心理師(国家資格)のみが登録しているKimochiは、自宅からオンラインで利用できます。

オンラインカウンセリング「Kimochi」 Kimochi

FAQ|パニック障害と仕事に関する質問

Q. パニック障害で仕事を辞めたいのですが、どうしたらよいですか?

A. まず医師に相談して診断書を取得することをおすすめします。休職できる環境であれば休職を検討し、継続が難しい場合は退職も選択肢のひとつです。失業保険の特定理由離職者に該当する可能性もあるため、ハローワークへの相談も有効です。

Q. パニック障害に向いている職業は?

A. 在宅・テレワークが可能な職種が向いている場合が多いです。Webライター・デザイナー・エンジニアなど、通勤が不要で自分のペースで働ける環境がパニック障害の症状と相性がよいとされています。

Q. パニック障害のトリガーとは何ですか?

A. 満員電車・密閉空間・人混みなど「逃げられない場所」がトリガーになることが多いです。睡眠不足・疲労・カフェインの過剰摂取も発作を引き起こしやすくします。個人によって異なるため、自分のトリガーを把握することが大切です。

Q. パニック障害は転職先に伝えるべきですか?

A. 伝える義務はありませんが、配慮が必要な場合は伝えることで職場の理解を得やすくなります。症状がコントロールできている場合は伝えなくても問題ありません。

パニック障害で仕事を辞めるのは必要な過程

パニック障害で仕事を辞めることは、逃げじゃないです。

自分の体と心を守るための、正しい判断です。

「どうしても無理」なら、環境を変えることを恐れないでほしい。わたし自身、何度も無理をして、それでもダメで、やっと在宅という選択にたどり着きました。

遠回りに見えても、自分に合う場所を探し続けることが、一番の近道だったと今は思っています。

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