一人暮らしを始めた最初の夜、何もない部屋の床の上で寝転がってリラックス。
ただ静かで、誰も怒鳴らなくて、空気が穏やかでした。
「家ってこんなに静かなんだ」と・・・最高だなあ。と。
この記事は、わたしが家を出て一人暮らしを始めたわたしの話です。楽になったことも、罪悪感があったことも、正直に書きます。「早く家を出たいけど踏み出せない」という人に、少しでも届いたら嬉しいです。
毒親という表現に罪悪感を感じますが、よりワードでこの記事を見つけてもらえたら、と思ってそう表現させてもらいます。
毒親のいる家で育つとはどういうことか
毒親のいる家は、物理的な安全があっても精神的な安全がない状態です。
ご飯が出て、屋根があって、服もある。
でも帰るたびに緊張する。親の機嫌を確認してから動く。自分の部屋にいるのに、ずっと気を張っている。耳をデカくしている。
研究では、子どもの健全な発育には「安心・安全な場所」が必要とされています。
でも毒親のいる家では、家そのものが安全でない場所になります。
わたし自身、夜は毎日のような夫婦喧嘩の声を壁越しに聞きながら、安心して寝ることがなく育ちました。
外では「しっかりした子」として生きていたけれど、家の中ではずっと緊張していたというか、気を張っていた気がします。
毒親の特徴やタイプ
毒親という言葉自体は聞いたことがあるけど、具体的にどの様な状態の親を指すのか、というところまでは知らないのではないでしょうか。
毒親とは、子どもの心身の成長を妨げたり傷を負わせたり、人格を形成するにおいて害を及ぼす親のことを指します。
- 過干渉タイプ:子どもの行動を全てコントロールしようとする。一人暮らしを猛反対するのもこのタイプが多いです。
- とにかく否定タイプ:「あんたなんか」「無理」「できない」と容姿・内面・存在において自己肯定感を下げること発言が多い。
- ヒステリックタイプ:感情の起伏が激しく、怒鳴る・泣く・責めるが繰り返される。家の空気が親の機嫌で変わる。
- ネグレクトタイプ:子どもへの関心が極端に薄い。感情的な放置も含まれます。
- 支配タイプ:「子供のため」と言いながら自分のため。亭主関白・モラハラなど、家庭内に力関係のヒエラルキーがある。
- 子供依存タイプ:子供にお父さん(またはお母さん)の愚痴を日常的に聞かせる。「私が守らないと」と思わせる。
一つだけでなく、複数が重なっている場合もあります。とにかく子どもの成長に害悪となるのが毒親です。
成人してからも鬼LINE・少しでも言い返せば「お母さんなんて死ねばいいんやろ」「おらん方がいいんやろ」と話し合いができない・親は毎日自殺しそう・お父さんは男尊女卑、、、、
悪い思い出は記憶に蓋をしちゃうので少し忘れています。全部忘れたいなあ。
一人暮らしを決意したきっかけ
「出たい」と思ってるのに、実際に出るまでに時間がかかる人が多いです。
理由はいくつかあります。親に反対される。お金がない。保証人が立てられない。罪悪感がある。
なんやかんやそんな環境に慣れているので、麻痺している方が多いと思います。
だからこそ、意外とタイミングがなくて出られないんですよね。
我慢できる人間になってしまっているのかもしれません。
ストレスを感じにくい人になってしまっているのかもしれません。
わたしも同じでした。でも「このままここにいたら、自分がなくなっていく」という感覚が強くなったとき、出ることを決めました。
反対されたらどうするか
毒親のいる家では、一人暮らしを告げたときに強く反対されることがあります。
「おまえには無理だ」「育ててやったのに」「家族を捨てるのか」
これらは反対の言葉に見えて、実は親自身の不安や支配欲から出てくる言葉です。
あなたの能力とは関係ありません。
あとは、「さみしい」という言葉や表情とかで言いにくい状態を作られている人も多いかもしれません。
一人暮らしの許可は、親からもらう必要はないです。成人していれば、法的に自分の意思で住む場所を決められます。
もっと不幸な家族がある。私はまだ恵まれている。とか考えずに、とにかく自分の人生を送って欲しいです。
お金がない場合どうするか
毒親育ちの方は、お金の管理を親に握られていたり、貯金する機会がなかったりすることがあります。
ほかにも、普通に仕事が続かない問題を抱えている方も少なくありません。
初期費用を抑えるために使えるものとして、以下があります。
- 初期費用ゼロの物件を探す:礼金なし・仲介手数料なし物件は増えています
- 家賃補助制度:会社の福利厚生や自治体の支援制度を確認する
- フリーレント物件:最初の1〜2ヶ月家賃が無料の物件
まずは引越し費用の見積もりだけでも取ってみることをおすすめします。動き始めると、意外と現実的だとわかることが多いです。
保証人がいない場合どうするか
毒親のいる家庭では、親を保証人にできないケースも考えられます。
解決策として、保証会社を使う方法があります。
現在は多くの物件で保証会社の利用が可能で、親族の保証人が不要なケースも増えています。物件を探す際に「保証会社利用可」の条件で絞り込んで探してみてください。
私は初期費用0円の物件を契約、できるだけ家具がついているものにしました。
東京エリアで初期費用3万円や保証人不要の物件、家具家電付きの格安物件を探している方は家具家電付き3.8万円〜【クロスワンルーム】もおすすめです。
一人暮らしをして変わったこと
家を出てから気づいたこと。
自分のペースで生きられる
誰の顔も見ずに生活できる。表情を読まなくて良い。声のトーンを気にしなくて良い。
起きる時間、寝る時間、ご飯を食べる時間、全部自分で決められる。
自分が見たいもの、食べたいもの、したいこと、できるのがとってもとっても幸せでした。
気持ちが安定するようになった
家がリラックスできる場所になると、精神的な消耗が減ります。
「今夜は帰りたくない」という感覚が消えました。
灯りのない、「おかえり」のない家に帰るのが、こんなに幸せだとは。私には本当に最高でした。
自分の感情がわかるようになってきた
まだ苦手ではありますが、一人になってから、少しずつ自分の感情に気づけるようになりました。
ずっと親の感情を読んで動いていたので、自分が何を感じているかよくわからなかった。みたいです。
ストレスがわからない人も、一人暮らしをしたらなんとなく感覚がわかる様になる人も多いかもしれません。私がそうだったので。
逆に大人になってから自分の感情と一緒に暮らしているので、ワガママになっている気もします、、、それは困るんですけど☁️
家が安全な場所になった
鍵を閉めたら、誰も入ってこない。
当たり前のことですが、それがどれだけ大切かを実感しました。
私が掃除をしないと汚れる、テレビをつけないとつかない、、、伝え方が難しいですが、それが心地が良いです。
罪悪感と解放感が同時にあった一人暮らし
家を出たとき、解放感と同時に罪悪感もありました。
「親を置いてきてしまった」「親不孝」「心配させてしまっている」「家族を裏切っている」
でも、気にしなくて大丈夫だと今はわかっています。
罪悪感を感じるのは、親の気持ちを優先してきたから。
自分の幸せを優先することに罪悪感を持つように育ってしまっただけです。
子どもが自立することは、とっても普通のことです。
親元を離れて自分の人生を生きることに、謝る必要はありません。
毒親が家に来る・連絡してくる場合の対処
一人暮らしを始めても、親からの干渉が続く場合があります。
連絡が止まらない
着信拒否・LINEブロックは有効な手段です。
「連絡を無視する=悪いこと」ではありません。
自分の安全を守るための行動です。
親からの日常的なLINEや電話に動機がする過去がありました。
私はなかなかブロックも無視もできませんでしたが「そんなんで怒られたりヘソ曲げたりされるのって理不尽すぎるやろ」と今では思います。
家に来る
一人暮らしをする際に、住所を教えないのが1番良いと思います。
当たり前の様にアポ無しで来るようになってしまうと、一人暮らしで精神的に快適な環境を作れたとは言えないからです。
賃貸物件であれば、管理会社に相談することもできますし、住民票の閲覧制限(DV等支援措置)という制度もあります。
一人暮らしを検討している方へ
まずは動いてみることをおすすめします。
物件を見るだけでも、見積もりを取るだけでも構いません。「できるかもしれない」という感覚を持つことが、最初の一歩になります。
引越しサービスの一括見積もりを使うと、費用感が具体的につかめます。
また、新しい生活に向けたキャリアの準備を同時に進めたい方には、キャリアコーチングも選択肢のひとつです。
キャリアに特化したパーソナルトレーニング【POSIWILL CAREER(ポジウィルキャリア)】
キャリアに特化したコーチングサービスです。自分に合った働き方を見つけるサポートをしてもらえます。
オンラインカウンセリング「Kimochi」
近くに相談できる人がいないけど心の健康を整えたい人はカウンセリングはかなりおすすめです。
FAQ
Q. 毒親育ちの大人びている人はどういう特徴があるか?
A. 幼い頃から親の感情を読み、場の空気を察して行動してきたため、精神的に早熟になる傾向があります。他者の顔色を読むのが得意な一方、自分の感情がわからなくなることがあります。いわゆる「ヤングケアラー」になっていた方も多いです。
Q. 危ない親のタイプとは?
A. 過干渉タイプ・ヒステリックタイプ・ネグレクトタイプ・支配タイプが代表的です。複数が重なっているケースも多く見られます。
Q. 毒親がよく言う言葉は?
A. 「育ててやった」「あなたのためを思って」「家族を捨てるのか」「おまえには無理だ」などが代表的です。これらは子どもの行動を制限・コントロールするために使われる言葉です。
Q. 毒親から離れたいけどお金がない場合は?
A. 初期費用ゼロの物件・保証会社の利用・自治体の支援制度などを活用することで、費用を抑えた一人暮らしが可能です。まず無料の見積もりや相談だけでも動いてみることをおすすめします。
おわりに
家を出ることは、逃げじゃないです。
自分の人生を生きるための、最初の一歩。
罪悪感があっても大丈夫です。それはあなたが悪いんじゃなくて、そういう環境で育ったからです。
「いつか出よう」より「今動いてみる」の方が、人生が変わる速度が全然違います。
読んでくれた方が、少しでも前向きに考えられ、行動できたら幸せです。

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